◆ 複数のMT4を同期する ~ インジケーターやテンプレートの共有
自作のインジケーターやダウンロードしたインジケーター等を、毎回データフォルダを開いてコピペするのは面倒です。
以下の方法で同期することで、楽に共有出来るので非常に便利です。是非お試しください。
複数のMT4をインストールし、インジケーターやテンプレート等を共有する方法
まず初めに「EXPLZH」という圧縮解凍ソフトを以下から入手します。
https://www.ponsoftware.com/archiver/download.htm
(本家サイト)
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/explzh/
(窓の杜)
インストールはデフォルト設定で大丈夫です。
「EXPLZH」のインストールが完了したら、共有の元となるデータフォルダを任意の場所に保存します。
データフォルダ内のファイル構成はどの業者も同じです。
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1, MT4の「ファイル」→「データフォルダを開く」
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2, データフォルダの「MQL4」「profiles」「templates」を任意の場所(マイドキュメントなど)に保存
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3, 元のデータフォルダ内の「MQL4」「profiles」「templates」を削除
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4, 共有する「MQL4」「profiles」「templates」フォルダをMT4のデータフォルダに【右クリックしながらドラッグ】
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5, 右クリックを離すとメニューが表示されるので【シンボリックリンクをここに作成】を選択
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6, ショートカットマークが付いたフォルダが生成されれば完了
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注意すべき点
インジケーターを新たに導入した場合、編集した場合には注意が必要です。
例)A口座にインジケーターを導入した場合
B口座やC口座のMT4を再起動するか、
ナビゲーターを開き、空きスペースで「右クリック」→「更新」の実行が必要。(更新 ==> コンパイル)
また、通貨ペア名に文字列が入っているものは「profiles」フォルダ内のファイルの修正が必要です。
詳しくはMT4「profiles」フォルダのsymbolをサクラエディタでGrep置換するをご覧ください。
(例)
「USDJPY」→「USDJPY.oj5k」OANDA
「USDJPY」→「USDJPY.pro」BigBoss
「USDJPY」→「USDJPY.」XM ZERO口座
※ 通貨ペア名に文字列が入っている場合、「profiles」の共有は止めておいた方が良いです。注文する時に「ワンクリックトレード」が表示されなかったり(注文出来ない)、チャート表示すらされなくなります。(通貨ペア名の文字列が違う場合)
「MQL4」 → インジケーターなど
「profiles」 → チャートの組表示
「templates」→ チャートの定型の設定
「Sounds」→ アラート音などのサウンドファイル
※「Sounds」はMT4のインストールフォルダ内(インストール時に指定した場所:Cドライブ直下など)